髪の水分不足原因と正しい水分補給方法をまとめました!
まとまりにくいパサパサの髪の毛。
朝起きると毛先がハネたり広がったりしていませんか?
これは髪の毛が水分不足に陥っているからです!
乾燥するとお肌も潤いをなくしカサカサになりますよね?
それと同じで、髪の毛も潤いがないと健康的な美しさを保つことが出来ないのです。
では何故、髪の毛は水分不足になってしまうのでしょうか?
その原因は私生活の中に潜んでしました…。
髪が水分不足になる原因~水分が足りないのは身近な問題でした
髪の毛が水分不足になるのは、身近な事が主な原因です。
私たちが無意識に、そして当たり前に生活の中でしていること…それは…
※濡れた髪の毛をタオルでゴシゴシ拭いている
※洗い流さないトリートメントでのケアをしていない
※濡れた髪の毛を自然乾燥している
※ドライヤーの使用時間が長い
※ドライヤーを使用する際、髪の毛との距離が近い
※ヘアアイロンやコテの使用頻度はほぼ毎日である
※ヘアカラー・パーマ・縮毛矯正を繰り返し行なっている
※ブラッシングは後頭部から行う
※長時間紫外線に当たることを気にしない
…など。
いかがですか?
この中に当てはまるものはありましたか?
ここに挙げているような行為が原因となって髪の毛は水分不足になり、乾燥して傷んだパサパサヘアが生まれるのです。
髪の毛を断面図で見てみると、大まかに3層に分けられます。
「キューティクル」
↓
「コルテックス」
↓
「メデュラ」
この中の「コルテックス」は「タンパク質」で出来ているのですが、ここに髪の毛に必要な「水分」と「栄養」が詰まっているのです。
そして「キューティクル」が髪の毛一本一本を膜のように覆うことで、これらを逃さないように守っています!
しかし、キューティクルは大変ダメージを受けやすいデリケートな存在。
先程書いた行為によって簡単に傷んでしまい、キューティクルは剥がれてしまうのです。
キューティクルが剥がれてしまうと、そこから髪の毛内部(コルテックス)に溜めてあった水分や栄養が外へ逃げていってしまいます。
これが髪の毛の水分不足であり、乾燥してパサつく原因のひとつです!!
水分だけでなく髪の毛の栄養も流れ出てしまうので、髪の毛は水分不足と同時に「栄養不足」にもなりますよ!
栄養を失ってしまった髪の毛は、細く弱くなっていき抜けやすくなるので、そこから薄毛に進行してしまうことも…。
要するに、髪の毛の水分不足&栄養不足を防ぐためには「キューティクルのケア」が欠かせないのです☆
髪が水分不足になった時の水分補給対策
髪が水分不足になったと感じた時に直ぐやるべき対策
まず、先程も書いたようなNG行為はできるだけ避けましょう!!
おさらいのためにもう一度書いておくと…
※濡れた髪の毛をタオルでゴシゴシ拭いている
※洗い流さないトリートメントでのケアをしていない
※濡れた髪の毛を自然乾燥している
※ドライヤーの使用時間が長い
※ドライヤーを使用する際、髪の毛との距離が近い
※ヘアアイロンやコテの使用頻度はほぼ毎日である
※ヘアカラー・パーマ・縮毛矯正を繰り返し行なっている
※ブラッシングは後頭部から行う
※長時間紫外線に当たることを気にしない
でしたよね。
これらは全てキューティクルを傷めつけているのと同じことです!
自分と当てはまるものがあれば改善が必要ですよ。
少し見ていきましょう☆
「濡れた髪の毛をタオルでゴシゴシ拭いている」という場合
キューティクルは濡れているときが一番デリケートになっているので、髪の毛同士を強く擦り合わせるのは絶対にやめましょう。
うろこ状のキューティクルがポロポロと剥がれていってしまいます。
なので、濡れた髪の毛を拭く際は、タオルで髪の毛を挟んで優しくポンポンと抑えるように水分を取ります◎
「洗い流さないトリートメントでのケアをしていない」
「濡れた髪の毛を自然乾燥している」
「ドライヤーの使用時間が長い」
「ドライヤーを使用する際、髪の毛との距離が近い」
という場合。
ドライヤーの熱はキューティクルを傷める大きな原因ですが、正しく使うことでキューティクル内に水分と栄養を閉じ込めることができます!
キューティクルには熱が必要?
1番キケンなのは自然乾燥です!!
濡れた髪の毛のキューティクルはうろこ状の膜が開ききっています。
そのまま自然乾燥をしてしまうと、キューティクルを閉じることができないので、内部の水分と栄養はどんどん外へと流れ出ていきます。
加えて、開いたままのキューティクルはとても脆いので、枕などの寝具で起きる摩擦によって剥がれてしまいます。
キューティクルを元の状態に戻すには「熱」が必要…そう、ドライヤーで乾かすことによってキューティクルは戻り、大切なものが守られるのです。
ドライヤーの熱から髪の毛を保護するために「洗い流さないトリートメント」でケアした後に乾かすようにしましょう!
>>髪の毛の水分不足対策で美容師がオススメしている洗い流さないトリートメントでは、こちらのモイストタイプが有名です。
保湿性に優れ、髪の毛を乾燥から守ってくれる効果の高い「ヘアオイル」は洗い流さないトリートメントの中でも注目されていますよ☆
お風呂場の近く(洗面所)などで乾かし始めると、湿気が多いので乾きが遅くなり、ドライヤーの使用時間が長くなるのでやめましょう。
ドライヤーと髪の毛は最低でも20cm離して使用しましょうね。
「ヘアアイロンやコテの使用頻度はほぼ毎日である」という場合
ヘアアイロンやコテはとても高熱です!
うっかり触ってしまうと皮膚が火傷しますよね?
それを髪の毛に使用しているのだということを忘れないでください。
毎日の使用は大きなダメージを髪の毛に与えていることになりますよ。
それでも使用しないといけない、という人は「洗い流さないトリートメント」や「スタイリング剤」で髪の毛を保護した後に使用するようにしましょう!
そして使用する温度に気を配り、同じ場所に長時間ヘアアイロンやコテを当てないように気を付けましょうね◎
アフターケアもしっかり行って髪の毛を労ってあげましょう。
「ヘアカラー・パーマ・縮毛矯正を繰り返し行なっている」という場合。
これらのオシャレは、強い薬剤を使って髪の毛を強制的に変えることです。
髪の毛には強い負担がかかっているし、適切なケアをサボるとダメージヘアの進行が早くなってしまいます。
ヘアカラーをした時、パーマをした時、縮毛矯正をした時…専用のケア方法を美容師さんに教えてもらって実行するのがオススメです!
使うシャンプーも変える必要が出てくるかもしれないので、美容師さんとコミュニケーションをよくとってアフターケアが出来るようになっておきましょうね。
そして、できれば短いスパンで繰り返し行わず、髪の毛を休ませる時期を作ってあげてほしいなと思います。
「ブラッシングは後頭部から行う」という場合。
後頭部からブラッシングを始めてしまうと、毛先で絡まっている髪の毛を解くことができず、力任せに抜いてしまうことになりますよ。
その時に元気な髪の毛まで傷つけてしまうので、後頭部からのブラッシングはオススメできません。
髪の毛への刺激を避けるため、ブラッシングは毛先からゆっくりと始めましょう!!
また、ヘアブラシも髪の毛と頭皮に優しいものを使うと良いでしょう。
例えば「豚毛」や「猪毛」、素材も「天然木」などがオススメですよ◎
静電気が起こりにくい素材のブラシもあるので、是非チェックしてみて下さいね。
「長時間紫外線に当たることを気にしない」という場合。
春や夏は紫外線量がとても多い季節です。
髪の毛は人間の体の中で一番空に近く、また、紫外線を吸収しやすい性質なので紫外線によるダメージを負いやすいのです。
外出後のケアも大切ですが、それと同じくらい紫外線を避ける工夫も大切になります!
「帽子をかぶる」
「日傘を差す」
「直射日光を避け日陰を歩く」
「髪の毛用のUVスプレーをする」
>>今は、こちらのような髪と頭皮、その他のお肌に使える国内最高基準値のUVスプレーもあります。
などで頭と髪の毛を紫外線から守ってあげましょう◎
このように原因を改善すればキューティクルを労ることができ、水分不足をケアすることが出来るでしょう!
髪の水分不足対策のポイントは…
☆髪の毛にダメージを与えないように工夫する
☆補修効果の高いトリートメントやシャンプーでケアする
☆髪の毛の健康を考える
です!
シャンプーでオススメなのは、洗浄力が優しく髪の毛と頭皮への刺激が少ないものです。
そうですね…
「アミノ酸シャンプー」
「弱酸性シャンプー」
「オーガニックシャンプー」
「無添加シャンプー」
が良いでしょう◎
中でもアミノ酸シャンプーは保湿効果が高く、髪の毛に必要なアミノ酸を補給することが出来るので、水分不足で傷んだ髪の毛にも効果があると思いますよ。
また「コルテックス」は「タンパク質」でしたよね?
なので、良質なタンパク質を摂れるバランスの良い食生活にしましょう。
「大豆製品」はタンパク質を多く含んでいますよ!
女性ホルモンを助ける「大豆イソフラボン」もあるので、大豆製品は女性にオススメの食品です☆
髪の毛は「死滅細胞」と呼ばれています。
一度酷いダメージを負ってしまうと、生え変わるまで治らない…というものです。
ケガをしても皮膚ならカサブタになって新しい皮膚が再生しますよね?
髪の毛はそうならない…ダメージはダメージのまま、その髪の毛のヘアサイクルが終わるまで残ってしまう…というわけです。
だからこそヘアケアはとても重要であり、毎日の継続が必要なのです!!
キューティクルを守りケアすることを頑張りましょう◎
髪が水分不足になる原因と対策まとめ
キューティクルは髪の毛の健康と美しさを守ってくれています。
髪の毛の水分不足もキューティクルが傷んでいると高速で進行してしまいますよ!
日頃から髪の毛にもお肌と同じくらいの関心を持ち、ケアしていくことが大切なのですね☆
今回は「髪が水分不足になる原因と対策(食べ物やグッズ、シャンプー、トリートメンなど)」というテーマで書いてきました。
髪の毛の水分不足は深刻なダメージヘアですよ!
パサパサヘアになると見た目の清潔感も損なわれます…。
サラサラでツヤツヤ、しっとりと潤いのある美髪を目指すためにも、髪の毛を乾燥させないように注意しましょうね◎
アナタの生活の中にも原因が隠れていませんか?
これを機に見直して、ヘアケアに今一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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