毛先の白い粉、白い点、白いぷつぷつの原因と治し方を解説します。
ヘアカラー好きだった友人に異変が起こりました。
なんと毛先に白い粉のようなプツプツができはじめたのです!
彼女はロングヘアの似合うとても素敵な子でした。
そんな彼女の髪の毛の毛先が点々と白くなっていたのです。
彼女は軽くパニックでした。
周りの人にも指摘されたようで
かなりのストレスになっていたようです。
当時、私はあまり気にしていなかったのですが(彼女もすぐ切ってしまったし)
いま思い出してみたらアレは何だったのだろう?と思います。
ひょっとしたら治るものだったのかもしれないし、できた原因が知りたいと。
ここを見て下さっているアナタ。
アナタの毛先には白いプツプツができてしまったのですね?
そしてそれが気になってしまたのですね?
髪の毛の悩みは女性にとって大きなストレス。
毛先に白いプツプツができてしまって困っている人もそうでない人も、
髪のトラブルについて知るいい機会です!!
私と一緒に勉強しましょう。
まずはその白いものの原因と正体を知らなければなりません!
毛先の白い粉の原因、白いプツプツの正体
毛先にできる白い粉のようなプツプツは一体全体何なのか??
毛先の白いものを引っ張ってみると切れますか?
それか
毛先の白いところから髪の毛が曲がっていませんか?
それは「髪の毛の傷み」です。
しかも傷みすぎているサインなのです!
髪の毛の表面は「キューティクル」というもので守られています。
キューティクルとは髪の毛にあるウロコ状のもので、これが髪の中の大切な水分を守っています。
水分が保たれている髪はキラキラとツヤがあり潤っている状態です。
「美髪」ですね。
一方キューティクルが傷んでしまった髪は水分が失われ乾燥してパサパサゴワゴワヘアに。
こうなってしまうと「ダメージヘア」の完成です。
では傷みすぎて白いプツプツができる現象はどんな傷み方をしているのか…
毛先に白い粉・白いプツプツができる4つの原因
毛先の白いものができる原因として挙げられるのは、
*切れ味の悪いハサミでのカット
*カラーやパーマ
*毎日のヘアアイロン
*ドライヤーの熱
による髪の傷みです。
これを正しい対処もせずに繰り返していると
「ダメージヘアの最終段階」
と言われる「白いプツプツ」ができます。
白いプツプツの正体は
「キューティクルを突き破って出てきた内側の髪の毛の繊維」です。
突き破るとか…恐ろしい表現ですが真実なのです。
髪の毛はコイル状の繊維が束になって一本の髪を作っています。
ダメージを受けることによりその繊維が硬くなりキューティクルを突き破って出てきてしまうのです。
言わば「髪の中身が見えている」状態ですね。
枝毛など色んなダメージヘアがありますがこれもなかなか恐ろしいですね。
自分の髪がまさかこんなにも可哀想な状態になっていたなんて…
では白いプツプツが目立つダメージヘアになってしまったらどうすればいいのか?
次で説明いたしましょう。
毛先が白い時の治し方、白いプツプツの治し方
毛先に白い粉・プツプツができてしまった時の治し方…それは…
ありません。
そう、ないのです…悲しいかな「切る」以外にはないのですよ。
お金をかけてトリートメントすれば、残った髪はキレイになります。
ですが、白いプツプツ部分は修復はプロでも非常に困難です。
そもそも髪の毛は一度傷んでしまうと再生しません!
何故なら完成した状態で生えてくるからです。
だから日頃のヘアケアがとても大切になってくるのです。
治し方はありませんが毎日のケアで次からは作らないという方法もあります。
正しくヘアケアしてしっかり髪の毛を自分で守ってあげましょう。
カラーやパーマをした時は担当してくれた美容師さんにしっかりケア方法を習って下さい!
「カラーしてもらったし満足♪」ではいけません。
これからが正念場なのです!!
でもでも、治し方が無いで終わらせるのもイヤなので、私なりの対処方法を書いておきますね。
私が思いつく毛先の白い粉、白い点、白いぷつぷつケア方法
私が思いつく
毛先の白い粉・プツプツのケア方法をザッと書くなら…
まず、目立つ毛先の白い部分だけを、ほんの数ミリ切ります。
そして
*シャンプーをカラー用、パーマ用に変える
*タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをつける
*ドライヤーは髪に近づけすぎないでしっかり乾かす
*毛先にはしっかりヘアオイルを塗る
*ヘアアイロンは適温で、一箇所に長時間あてない
です。
特にキューティクルを守るためのヘアケアは毎日することを強くオススメします!!
キューティクルは紫外線や汗やドライヤー、ヘアアイロンの熱で毎日少しずつ傷んでいきます。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルでキューティクルを保護してあげて下さい!
UV効果のあるスタイリング剤やヘアオイルを使うのも紫外線には効果的でしょう。
シャンプーは専用のものを使うのが良いかもしれません。
また自然乾燥は絶対やめて、ヘアケアしてからドライヤーでしっかり乾かして下さい。
キューティクルの中に水分を閉じ込めるためにドライヤーは必要な作業です。
ただし髪からできれば最低でも20センチは離してあてて下さい。
近すぎるとダメージを与えてしまいます。
しっかりドライヤーのヘッドを動かしながら髪の中…頭皮に近いところから乾かして下さいね。
ヘアアイロンを使う時もヘアケアを忘れずに!
ストレートの時の適温、巻き髪の時の適温で長時間同じところに熱を留めないで下さい。
温度の上げ過ぎは髪の毛が焼けて傷んでしまうので注意して下さいね。
毎日しっかりケアしていればダメージの進行を遅らすことができます。
ほっといたら髪はどんどん傷んでいくのです。
ましてやカラーやパーマは髪の毛に負担をかけているのですから、
より一層ケアに気をつけなければ傷みやすい毛先に異常が出てきますよ!
ダメージヘアを作ってしまう前に自分で出来るだけのヘアケアをしてあげて下さいね。
毛先の白い粉、白いぷつぷつまとめ
いかがでしたか?
毛先の白いプツプツの正体も原因も少しは勉強になったでしょうか?
毛先の白いプツプツはダメージヘアの最終段階であり治らないもの。
なったが最後、切るしかない…ということ。
そうならないためには美容師さんの知識と日頃のヘアケアが大切だということ。
面倒だからと手抜きをせずに毎日続けることに意味があるのです。
綺麗への道は努力無くしてありえません!!
お肌のケアと同じようにしっかりお手入れして下さいね。
せっかく綺麗にしてもらった髪の毛を放置してダメージヘアの温床にしないように、
綺麗になった髪の毛を大切にしてあげてほしいです。
自分でどうにもならなくなったらプロの美容師さんに相談しにいきましょう。
恥ずかしがることはないのですからね!
それよりもダメージヘアをそのままにしているほうが見ていて痛々しいですよ。
時間も手間もかかりますが綺麗のために頑張りましょう!!
コメント