夏でも髪を乾かさないとヤバい!夏の髪の毛~正しい乾かし方

暑い夏でも髪を乾かさないと危険です。

嫌なくらい暑い夏。
汗をかいて体も頭もじっとりベトベト。
そんな時はお風呂に入って頭からシャワーをかぶってスッキリしたい!!!
これがまた気持ちいいんですよね!

だけど濡れた髪の毛を乾かすのって夏の暑い時期にはかなりの苦行…。

 

せっかく汗を流してスッキリ爽快になったのに、熱いドライヤーを使ったらまた汗が出てしまう!!
乾かすのだって時間が掛かるし、長時間のドライヤーなんて耐えられない!!

……そう思うのも当たり前ですよね、だって暑いんだもの!

もういっそこのまま自然乾燥でいいや~、ってなりますよね。

だけどこんな話、聞いたことないですか?
濡れた髪の毛を生乾きや自然乾燥にすると、ダメージヘアになる」って。

これ、まさにそのとおりなのです!!

 

どうしてなのか…
それは髪の毛にある「キューティクル」に大きく関わってきます!

アナタも夏のドライヤーが苦痛なのですね。

でもドライヤーで髪の毛を乾かすことにはちゃんとした理由も意味もあります!
改めて知っておけばその苦痛も少しは緩和するかもしれませんね!

なので今回はそんな夏のドライヤーが苦痛でならないアナタのために、
「夏でも髪の毛を乾かさないといけない理由」
「夏の髪の毛の乾かし方」
この2点に絞ってお教えしたいと思います!!

では見ていきましょうか!

夏だからって髪を乾かさないとヤバいって本当?

髪の毛には「キューティクル」というものがあるのは知っていますか?

キューティクルとは、髪の毛一本一本を覆っているウロコ状の膜のことです。
このキューティクルには大切な役目があります。

それは、髪の毛の内部にある大事な水分と栄養が外に出ないように閉じ込めて守る、というもの。

キューティクルがあるおかげでツヤと潤いのあるしなやかな美しい髪でいられるのです!

 

このキューティクルには「ウロコ状の膜は濡れた状態で開く」というひとつの特徴があります。

この状態で効果があるのがシャンプーと同じタイミングで行う「洗い流すトリートメント」です。

キューティクルが開いている状態の時にじっくり時間をかけて髪の内部に栄養を浸透させるのが、洗い流すトリートメントをする意味です!

 

しかし、濡れたままの髪の毛を自然乾燥などで放置してしまうと髪の毛にとっては危険です!!

キューティクルが開いたままになってしまうので、せっかくトリートメントで補った栄養も、髪本来の水分や栄養成分も漏れだして失われてしまいます。

それだけではなく、キューティクルが開いたままだと「キューティクルが剥がれやすい状態」になっています!

もしこのまま就寝してしまうと枕やシーツの摩擦によって、キューティクルはボロボロと剥がれてしまい、髪の毛が傷んでしまいます!!

 

キューティクルが傷んだり剥がれたりすると髪の毛の乾燥が始まります!!

これは全てのヘアダメージの始まりとも言え、進行すると枝毛や切れ毛、毛先に白いポツポツができる、クセ毛が酷くなる…などの酷い傷みが出てきます!

一度損傷したキューティクルは再生することがないので、ダメージヘアが酷くなると髪の毛を切ってしまわないといけなくなります。
傷んだ髪は見た目にも綺麗とは言えません…。

せっかく時間をかけて伸ばしていた髪だとしたら…切るのは苦渋の選択でしょう。

 

そう…この濡れて開いたキューティクルを閉ざすために必要なのが「ドライヤーで乾かす」という作業なのです!!

 

キューティクルは熱を加え乾かす事でウロコ状の膜を閉ざすことが出来るのです!
こうしてはじめて髪の毛の潤いも健康も守られる…というわけです!!

ドライヤーで乾かすことはヘアケアをしているのと同じことなのですね!

 

このような理由からドライヤーで乾かすことの必要性や意味が分かって頂けると思います。

 

キューティクルは髪の毛を守ってくれる大切な保護膜です!
そしてそのキューティクルの役目を私たちは自分でサポートしなければならないのです。
それがヘアケアなのです。

 

ドライヤーもまた大切なヘアケアのひとつ…。
サボることはNGなのです!!

 

そうは言っても猛暑が続く日本の夏。
風呂あがりの熱帯夜に熱いドライヤーを使うことは億劫になりがちです。
確かにまた汗をかくのは嫌ですものね!

 

こうなったら…なるべく早く乾かす方法が知りたくないですか??

 

キューティクルは守りたい、だけど長時間のドライヤーは御免だ!
なら単純に考えて、乾かす時間を短縮してしまえばいいのです!!

ではその方法をお勉強しましょうか!

夏の髪の毛~正しい乾かし方

アナタはお風呂から上がって髪の毛を拭くとき、きちんと拭けていますか?
ドライヤーを短時間で終わらすにはこのタオルドライの正確さがポイントです!!

正しいタオルドライのやり方

正しいタオルドライのやり方を解説しますね。

1,髪を洗い終えたら、手で毛先を絞って水気を切ります!

ずぶ濡れのままではタオルがすぐにビシャビシャに湿ってしまいますからね。
ここである程度の髪の毛の水気を排除しておきましょう!

2,乾いたタオルを頭にあてます。

指の腹を使って頭皮マッサージをするように地肌と髪の毛の根元の水分を拭きとっていきます!
髪の毛の中間から毛先にかけては、タオルで毛束を挟んで優しくポンポンと抑えるようにして水気を取って下さい!

注意してほしいのは、髪の毛同士をゴシゴシと擦り合わせて拭く行為です。
キューティクルが傷つく原因になるので、絶対にしないで下さいね!

3,目の粗いクシで優しく髪をすいていきます。

こうすると毛先に水分が降りてくるので、最後に毛先をタオルでポンポンと抑えるように拭いて下さい!

ただし、何回もクシをとおすのはやめましょう。
開いたキューティクルはデリケートなので、必ず目の粗いクシで優しく…が基本です!!

タオルドライの段階である程度の水気を取っておくことで、その後のドライヤー時間が短くなります!
そして次に紹介する乾かし方にも時間短縮のポイントがいっぱいですよ!!

【時短で乾かす!】髪の毛を早く乾かす方法

はじめに注意する点は「浴室近くで髪を乾かさない」ということです!!

 例えば浴室に近い脱衣所や洗面所は、湿度が高いので髪が乾きにくくなりますよ!

*用意するもの…

・乾いたタオル 2、3枚
・ティッシュペーパーorキッチンペーパー
・ドライヤー

1,乾かす前に吸水性の高いティッシュペーパーやキッチンペーパーで毛束を挟んで軽く押さえましょう!
  タオルドライで取りきれなかった水分が吸収されるのでオススメです。

 

2,タオルドライ後の濡れた髪の毛に「洗い流さないトリートメント」を塗布します。
  キューティクルを保護し乾燥を防ぎ、ドライヤーの熱ダメージから髪の毛を守ってくれます!

 

3,その髪の毛にタオルを巻いて、タオルの上からドライヤーをあてていきます!
  タオルの中がサウナ状態になり、水分がタオルに吸い込まれていく仕組みです。
  髪の根元から乾かすようにして下さいね!

 

4,80%くらい乾いたかな、と思ったらタオルを外してドライヤーの冷風で仕上げます。
  冷風を使用することで髪の間に溜まった熱を逃し、キューティクルを引き締めることが出来ますよ!

これがドライヤーの時間短縮方法です!
どうでしたか?

大事なのは、ドライヤーまでにいかにして髪の毛の水気を多く切っておくか、です!

 

これをするかしないかでドライヤーの使用時間は大きく変わってきます!

また、タオルで頭を覆ってしまうのでドライヤーの熱で髪の毛が傷む危険性もかなりの確率で回避できます!

早く乾くということは暑さに耐える時間が減るだけでなく、嬉しいことに電気代の節約にもなってきます!!
一石二鳥?いや一石三鳥かな?
とにかく、夏だけでなくこの方法は色んな利点があり効率的でオススメですよ!

是非お試しあれ!!

夏だからって髪を乾かさないとヤバい?夏の髪の正しい乾かし方まとめ

真夏のドライヤーほど苦痛なものはありませんね!

私は汗っかきなので、お風呂から出ても中々汗が引かなくて毎年困っています。
せっかく引いた汗もドライヤーで再び流れてきて、お風呂に入った意味は何処?といった感じでした。
今回この方法をアナタと一緒に勉強できて、私も本当に良かったです!!
今夜からこの乾かし方を実践してみたいと思います!
用意するものが少しありますが、どれも家に必ずあるものなので苦労はしないでしょう!

自然乾燥はキューティクルを傷める大きな原因です!!
絶対にやめて、きちんと乾かしましょうね!
綺麗な髪でいるためにも工夫して頑張りましょう!

夏のドライヤーがただの苦痛じゃなく、ヘアケアをしているのだという実感になることを願っています。
むしろ夏だからこそ、目指せ!ヘアケア美人!!です!

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