頭皮が脂っぽい女性のシャンプーの選び方、正しい洗い方

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洗っても洗っても頭皮が気持ち悪い。

よく見てみると髪の毛まで濡れたようベタついている。

頭皮の油「皮脂」によってこんなことが起こります。

頭皮の皮脂は顔のTゾーンの約2倍もあると言われています!

Tゾーンって女性ならよくご存知ですよね?

顔の額から鼻周辺の事をTゾーンといい、そこには皮脂が溜まりやすく、女性はよくあぶらとり紙でケアします。
あぶらとり紙を使ってTゾーンの皮脂をとったことがある人ならその多さが分かると思います。

皮脂の分泌量が顔の中でダントツに多いですよね。

頭皮の皮脂の量はその約2倍!!
この数字、ゾッとします。

何故頭皮の皮脂は多いのでしょう?
それは皮脂を分泌する「皮脂腺」が頭皮には多いからです。
髪の毛が密集しているので皮脂腺が顔など他の場所よりも発達している、とも言われています。

「頭皮が油っぽくてもう嫌!なんで私だけ…」

いいえ、実はこの悩み、アナタだけじゃないのです!

頭皮が油っぽいことで悩んでいる女性って実は意外と多いのですよ。
女性と言えば乾燥肌タイプの人が大多数…だから油っぽくなることなんて早々ない…
私も最初はそう思っていました。

ではどうして女性の頭皮が脂っぽくなるのでしょう?

そのキーワードは「シャンプー選び」と「洗髪方法」です!!

今回は女性の頭皮が油っぽくなる原因と対処法について書いていきたいと思います。

まずは1つ目のキーワード「シャンプー選び」から。
シャンプーに選び方なんてあるの?と思いますよね。
それがね、あるんですよ◎

頭皮が脂っぽい女性のシャンプーの選び方

頭皮が脂っぽいなと感じたらそれはシャンプー選びが間違っているせいかもしれません。

アナタは普段どんなシャンプーを使っていますか?
お店などで売られている安価なシャンプーを適当に選んで使っていませんか??

 

安価なシャンプーは洗浄力がとても強いです。
「なら汚れをスッキリ落とせるから良いのでは?」と思いますよね?
しかし、洗浄力が強いシャンプーを使うと皮脂を落としすぎてしまうことがあるのです。

 

皮脂は頭皮が油っぽくなる原因です。
しかし、頭皮にとって必要な皮脂もあるのです!
その皮脂が「皮脂膜」を作って頭皮を外部の刺激から保護し、同時に頭皮の乾燥を防いでくれています。
皮脂膜とはいわゆる「頭皮のバリア機能」なのです◎

 

洗浄力の強いシャンプーで洗ってしまうと皮脂膜に必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。
バリア機能を失った頭皮は「皮脂をもっと分泌しなくては!」と緊急的に誤作動をはじめます。
すると頭皮の皮脂分泌量が増加して、その余分な皮脂で頭皮がベタつき始めるのです!

 

それに、洗浄力の強いシャンプーは頭皮や髪の毛にとっても刺激になります。
頭皮と髪の毛をケアするシャンプーで、頭皮と髪の毛を傷めている…ということにもなりかねませんよ。
油っぽい頭皮に洗浄力の強いシャンプーを使用し続けるのもNGです!!

油っぽい頭皮改善、油っぽい頭皮を作らないためには「シャンプー選び」が最初の課題です。
そこでこちらのシャンプーをオススメします!

☆アミノ酸シャンプー
☆無添加シャンプー
☆弱酸性シャンプー
☆オーガニックシャンプー
☆スカルプケアシャンプー

です!
これら全ての共通点は「頭皮と髪の毛に優しいシャンプー」ということ。
「洗浄力が優しい」ものばかりなので要チェックです☆

「アミノ酸シャンプー」

洗浄力が優しく、頭皮と髪の毛に負担が少ないのがその魅力◎
皮脂膜を作るのに必要な皮脂を残しながら洗うことが出来ます!

無添加シャンプー

添加物が使用されていない「無添加シャンプー」も余計な刺激がないので優しくて良いですよ。
「弱酸性シャンプー」や植物性由来の「オーガニックシャンプー」も安心して使って頂けます◎

スカルプケアシャンプー

「スカルプケアシャンプー」はその名の通り「頭皮をケアするシャンプー」です。
頭皮環境改善のために作られたシャンプーなので、期待値はグッと高めです!
油っぽい頭皮は頭皮環境が悪化している証拠なので、頭皮を健やかに保つ有効成分が配合されているスカルプケアシャンプーで洗ってあげましょう◎

 

以上のシャンプーで洗髪すれば、皮脂のバランスが整うので油っぽい頭皮を改善することが出来るでしょう☆
「洗浄力の強いシャンプー」から「洗浄力の優しいシャンプー」に切り替えてみて下さいね!

それが出来たら2つ目のキーワード「洗髪方法」を見ていきましょう。

シャンプーを変えてハイ終わり、ではいけません!
正しい洗い方で頭皮の油っぽさをケアしてあげましょうね。

頭皮が脂っぽい女性の正しい洗い方

洗髪の仕方は頭皮ケアの重要なポイントです!
間違った洗髪方法では今の油っぽい頭皮環境は変わりません。
そればかりか悪化してしまう可能性だってあるのです。

まず基本!
洗髪は「1日のうち夜に1回」です!

皮脂膜を作るのには時間が必要です。
夜に洗髪して眠り、朝活動する頃には皮脂膜も完成しています。

これならバリア機能がきちんと作用してくれます。
しかし、1日に何度も洗髪したり、朝シャンしたりすると皮脂膜の機能が果たせません。

1日に何度も洗髪するのは皮脂の落としすぎになります。
朝シャンは皮脂膜が出来る前に活動してしまうので、デリケートな状態の頭皮が危険に晒されます。

皮脂分泌を促す行為にもなりますのでやめましょう!!

洗髪のやり方

そして洗髪のやり方です。
せっかくシャンプーを優しいものに変えても洗い方で台無しになることもあるので、これを機にしっかりお勉強しましょう◎

1,髪の毛をブラッシングする

乾いた状態の髪の毛をブラッシングします。
洗髪前に髪の毛についたホコリを落とせるし、髪の毛の絡まりをとくことができます。

2,予洗いをする

「予洗い」とはシャンプー前に髪の毛を濡らす行為です。
この予洗いを「ぬるま湯で約2分くらいかけて丁寧に行う」のが良いでしょう
頭皮全体をしっかり濡らしたいので、指の腹を使ってマッサージするように行います。
こうすることで頭皮の血行改善にもなり、しっかり濡らせば髪の毛同士の摩擦を防ぎシャンプーの泡立ちも良くなりますよ。
それに予洗いが正しくできれば、この段階で8割位の汚れを落とせると言われています。
また、落ちにくい毛穴に詰まった皮脂汚れも浮かすことができるので、頭皮環境を守るためには欠かせないのです。

3,シャンプー液は泡立てて使う

シャンプー液を手に取ったら、そのまま手のひらでよく泡立てましょう。
原液をそのまま頭皮につけるのはNG行為です。
シャンプー液が刺激になるし、洗い残しの原因にもなります。
泡立ちにくい場合は、洗顔ネットを使って泡立てるのもオススメですよ。

4,頭皮を意識しながらマッサージするように洗う

泡立てたシャンプーを頭皮全体に行き渡らせるようにします。
指の腹を使ってしっかり頭皮を揉み込むように、マッサージしながら洗い広げていきましょう。
ポイントは「生え際から頭頂部に向かって頭全体を洗うこと」です。
この時、間違っても爪を立てて頭皮を傷つけたり、力を入れ過ぎたりしないように気を付けましょうね。
髪の毛は軽く指を通すくらいで十分に洗えるので、髪の毛同士をゴシゴシ擦り合わせるのはやめましょう。
キューティクルが傷む原因になりますよ。

5,すすぎは時間をかけて丁寧に

すすぎ残しがあっては大変です。
予洗いのときよりも時間をかけて丁寧にちゃんとすすいで下さい。
うなじや耳の裏などはすすぎ残しをしやすいのでこれに気を付けながら、約3分~5分程度の時間をかけて行っていきましょう。
お湯の温度はぬるま湯でお願いしますね。

6,コンディショナー&トリートメントは髪の毛のみにつける

コンディショナーやトリートメントをするときは頭皮に付けないようにして下さい。
これらのものは髪の毛をケアする目的で使用します。
頭皮にベタベタつけると油分が多すぎて頭皮環境に良くありません。
油っぽい頭皮で悩んでいる人は特に注意が必要です。
必ず髪の毛にのみ使用するようにしましょうね。
毛先からつけて髪の毛の長さ半分くらいまで塗り拡げれば、頭皮に直接つける心配はありませんよ。
こちらもすすぎは頭皮を中心に丁寧に行いましょう。

7,タオルドライとドライヤー

お風呂から出たらしっかりとタオルドライをしましょう。
頭皮と髪の毛の水分をしっかり拭き取っておくと、ドライヤーの時間が短くなり熱ダメージを軽減できます。
髪の毛はタオルで挟んでポンポンと抑えるようにして優しく水気を切ってあげましょうね。
その後、洗い流さないトリートメントで髪の毛を保護したらドライヤーでしっかり乾かします。
自然乾燥や生乾きは髪の毛の乾燥に繋がるし、頭皮に雑菌が湧いてしまうので良くありません。
頭皮に雑菌が湧くと皮脂が頭皮を守ろうとして過剰に分泌されますよ。
ドライヤーは頭から最低でも20センチは離して、髪の内側(頭皮に近い場所・生え際)を中心によく乾かしましょう。
この時、温風と冷風を切り替えながら乾かすのがオススメです。
8割位乾いたら仕上げは冷風で行い、キューティクルを引き締めて下さいね。

最初は慣れないと難しいかもしれませんが、このように洗髪して頭皮環境を改善し守っていって下さい!!

頭皮が脂っぽい女性のシャンプーの選び方、正しい洗い方まとめ

油っぽい頭皮は女性として恥ずかしいですよね。
だからついつい洗い過ぎてしまう…。
これが余計に皮脂の分泌量をアップさせる行動だったなんて…今わかって良かったです!
だって次から直していけるんですものね☆

女性はニオイに敏感でケアが大好きです。
そのため頭皮の洗いすぎが起こりやすいのではないでしょうか?

今回は油っぽい頭皮の改善方法として「シャンプー選び」と「洗髪方法」を書いてきました。
アナタが間違っていたと感じるところを少しずつでも改善して、油っぽい頭皮とさよならできるように頑張りましょう!!
これ以外にも「睡眠をしっかりとる」や「生活習慣・食生活の改善」も頭皮環境を整えるために必要不可欠です◎
シャンプーと洗髪方法のケア、そして私生活の見直し等も同時に行ってより良い頭皮環境を目指しましょう。

頭皮環境が悪化すれば髪の毛にも影響が及びます。
ダメージヘアでは済まされません…女性でも抜け毛が増えて薄毛になることもあるのです。

そうならないためにも頭皮ケアは大切なのです!

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