髪の毛先の色素が薄い原因と対処方法!栄養と食べ物で色素抜けを防ぐ!

5ad96921802d8164a4445c80163a13b4_s髪の毛先の色素が薄い原因と対処方法、予防策を解説します。

 

 

長く毛先まで美しい髪。
いくつになっても保っていたい。
ロングヘア愛好家の女性なら誰だってそう思いますよね。

 

しかし最近なんだか髪の毛先の色素が薄くなってきた…。

 

加齢のせい?
栄養不足?
もしそうなら何が足りてないの?
原因は?

気づいてしまうと頭の中は疑問符だらけ。
自分の毛先が気になって仕方ないですよね。

改善できるものなら改善したい!

今回は毛先の色素が薄くなってしまう現象について考えてみたいと思います。

髪の毛先の色素が薄い原因

髪の毛先の色素がだんだん薄くなってしまう原因から解説しましょう。

遺伝で生まれつき髪の色素が薄い方もいらっしゃいます。

ですが、大人になってから
髪の毛先だけ色素が薄くなる女性がいらっしゃいます。

後天的な髪の毛先の色素抜けは改善が可能です。

 

後天的な髪の毛先の色素が薄い原因

まず第一に
メラニン」が関係しています。

 

髪の色はメラニンの種類と量で決まります。
メラニンは色素形成細胞のメラノサイトというところで作られ、
その後髪の毛に吸収されて髪の色となるのです。

 

お肌にとってメラニンはそばかすやシミの原因で女性の天敵なのに、
髪の毛にとっては大切なものだったんですね。

 

歳をとるとメラニンは薄くなります。
こうなってくると傷みやすい毛先の色の薄さが目立ってしまうのです。

 

歳を重ねるごとにメラニン色素を作る「チアノーゼ」の働きが弱くなり、
メラニン色素が作られず、白髪や色素が薄くなる原因になります。

 

またこのチアノーゼには髪の毛に栄養が足りていないことも大きく関わっています。
必要な栄養が足りていないと色素が薄くなる足を早めてしまうのです。

加えて日々の髪の毛に与える悪い刺激が髪を痛める原因になっています。

髪の毛には「キューティクル」という髪の表面を守っているウロコ状のものがあります。
このキューティクルはとても大切で、キューティクルのおかげで髪の中の水分が保たれ、
美しいツヤを出してくれているのです。

 

キューティクルが痛むとそこから水分が失われていき、乾燥したパサパサの髪になってしまいます。
特に毛先は傷みやすく目立ちやすいのです。

 

ではどう対処したらいいのでしょうか?

色素が薄くなり傷んだ髪の毛は切るしかないのでしょうか?
また、歳だからと諦めてそのままにしておくのが正解なのでしょうか?

いいえ。
ちゃんと対処法があります!
一緒に見ていきましょう!

簡単にできる!髪の毛先の色素が薄い時の対処方法

今日から試せる
髪の毛先の色素が薄くなってしまった時の対処法
です。

残念ながら髪の毛先の薄くなってしまった色素を元に戻すのは簡単ではありません。

ですが、毎日にケアを見直すことで
薄く見せないことは可能です。

 

まずシャンプーですがどのように洗ってますか?
汚れを落とそうとして髪を思いっきりゴシゴシと洗っていませんか?
それは間違いです。

 

シャンプーは髪ではなく頭皮の要らない脂や汚れを落とすためにするのです。
なので「髪の毛を洗う」のではなく「頭皮を綺麗にする」方が正しい考え方です。

頭皮を健康にしていないと生えてくる髪の毛先から元気がなくなります。
土が良くないと育たない植物のように。

 

シャンプーの時は地肌を指の腹を使って洗いましょう。
このとき強くこすり過ぎるのはNGです!

優しく気持ちいいなと思うくらいの加減で、マッサージをしているイメージで洗って下さいね。
じゃないと大切な頭皮の角質が傷んでしまいます。

シャンプーの次はドライヤー…その前に!

いいえ!その前にちゃんとやっておかないといけないことがあります!
それは「髪の毛の保湿」です。

 

先程も書いたように髪の毛にはキューティクルという大切なものがあります。
これを守らないとシャンプー後の髪の毛はドライヤーの熱で傷んでしまいます!

 

乾かすまえに「洗い流さないトリートメント」でしっかりケアしましょう。

 

中でもオススメのトリートメントは「ヘアオイル」というオイル系のものです。
クリームタイプでもいいのですが、オイルは保湿効果が高く傷みやすい毛先に効果があります。
毛先と髪全体にしっかり塗ってキューティクルに薄い膜を作り髪を外部からの刺激から守りましょう!

準備ができたらいよいよドライヤーです。

 

でもドライヤーの熱で髪の毛はダメージを受けるんでしょう?とお思いですよね。
しかし正しくドライヤーを使えばメリットも大きいのです。

 

キューティクルは熱を与えるとそのウロコが閉じていき、髪の中の水分を逃がさないようにしてくれます。

もし自然乾燥や生乾きでいるとキューティクルは開きっぱなし…

表面の水分と一緒に髪の中の水分も蒸発してしまい失われ、乾燥した髪になってしまいます!

毛先の色素を守るためにドライヤーは必要な作業なのです。

乾かすときは髪にドライヤーの熱を近づけ過ぎないようにしましょう。
最低でも髪から20センチは離して下さい。
また、髪の表面から乾かすのではなく頭皮から乾かすようにしましょう。
髪を持ち上げてしっかりドライヤーを動かしながら中の方から乾かします。

 

だいたい乾いたなと思ったら冷風に切り替えて乾かして下さい。
温風と冷風を交互に使って余計な熱から髪を守り、冷風でキューティクルをキュッと引き締めてあげましょう。
仕上げは冷風がオススメです。

 

そして長い髪に欠かせないのがブラッシングです。
このときもクシの摩擦から髪を守りたいのでヘアオイルを塗って下さい。

ブラッシングは髪についたゴミやホコリを落とす為だけにするのではありません。

ブラッシングは頭皮のマッサージにもなるのです。
頭皮を刺激ずれば血行が良くなります。
ゆっくりブラッシングしてあげましょう。
血行が良くなれば健康な髪が生えやすくなりますよ。

 

このようにして対処しましょう。
特に色素が薄くなってしまった髪の毛先は元には戻りません。

切ってしまうのが究極のやり方ですが、そうならないために毎日のケアは必要です。
そして予防もしっかりしなければなりません!

次は予防策についてお話しましょう。

髪の毛先の色素が薄くならない栄養と食べ物

髪の毛先の色素が薄いときに摂取しておきたい栄養があります。

 

髪の毛はタンパク質でできている…てご存知でしたか?

髪の毛先の色素が年々薄くなっていくのは、毛先まで栄養が行き届いてないからです。
食べることで髪の毛に必要な栄養を摂ることも大切です!

 

女性なら誰しも体型を気にしてダイエットなるものをしたことがありますよね?
その際に食事制限をしたりして。
正しくできていれば問題ないのですが過度なダイエットのせいで髪は輝きを失います。

髪の毛先にとって必要なタンパク質は…

髪の毛先の色素に大切なタンパク質は
肉、魚、米、豆類、卵、乳製品、わかめ、ひじき、ニンジン、ほうれん草などの食品に含まれています。

よく「わかめを食べると髪が黒く綺麗になる」と言われているのはあながち間違いではないのですね。

こういったタンパク質の含まれている食品をよく噛みながらちゃんと食べましょう。
しっかり噛むと栄養は吸収されやすくなります。

私も「1口で30回以上噛め!」と子供の頃祖母に言われたものです。

髪の中から、髪の外から、両方のケアが必要です。

 

加齢のせいで髪はどんどん細く弱くなるのは仕方のない事ですが、
進行を防ぎ予防策を試すことで、少しでも長く綺麗な髪を色を保ちたいものですね。

毎日の生活習慣を見直し、今食べてる物やヘアケア方法が正しいのか…
ちゃんと考えてみて下さい。

 

もし不安になったらかかりつけの美容師さんに相談してプロの手と知恵を借りるのもオススメです。
ひとりで悩まずに分からないことは聞いてみるのがいいでしょう。

あなたが気づいていない自分の髪の毛の特徴なんかもプロの目でカウンセリングしてもらって、
これからの自分でのヘアケアに役立てて下さいね!

間違ったダイエットや食事制限で髪をボロボロにしないように気をつけましょう!!

毛先の色素が薄い時~まとめ

女性からしても長くてさらさらの綺麗な髪は永遠の憧れです。
歌にも「亜麻色の髪の乙女」ってありますよね。
それに日本では昔から「緑の黒髪」という綺麗な髪を表す言葉があるくらいです。
長い間愛され続けているのですね。

 


 

因みに「緑の黒髪」とは…
ツヤのある美しい髪の毛、という意味で「緑色の髪」という意味ではありません。
ここで言う「緑」とは、新芽や新しいみずみずしさを表しています。
「みずみずしいくらいのツヤのある美しい黒い髪」と言う褒め言葉です。


 

最近では茶髪よりも日本人特有の黒髪にも注目が集まってきていますね。
茶髪にしていた人が黒髪に戻す、という現象も増えてきたように思います。
私も黒くて長いツヤのある長い髪が大好きです。

アジアンビューティーと言われる日本人の美しい黒髪。
風に揺れる長く美しい髪の毛はいつの時代も愛されてきた女性の魅力のひとつ。

「髪は女の命」

とはよく言ったものですが、それを維持するのも簡単ではありませんね。
現代を生きる女性は忙しく時間に追われ、自分の髪にまで手が行き届かない…なんてこともあるでしょう。
それでも毎日すこしずつ自分の美のための時間を作ってみて下さい。

 

顔にパックをするように、体にボディークリームを塗るように、髪の毛にも毎日のケアを!!
髪の老化も遅らせてあげたいものですね。

 

根本から毛先まで美しい髪でいるために、ちゃんと食べてちゃんとケアして予防と対策を忘れずに!!

シャンプーのやり方ひとつ変えるだけで美髪につながります。
髪にいい食べ物を気をつけて摂ることも忘れずに。
毛先は傷みやすいことを覚えておいて下さい。

 

若いころのようにはいられないんだから、なんて発言はおばちゃまへの第一歩ですよ!
もういいや、仕方ないんだから、なんて言わないで?
ちょっとだけ頑張ってみても損はないんじゃないですか?

 

毎日のケアの時間が有意義なものになりますように。
コツコツ努力するあなたに幸多からんことを!

毛先美人になるために…この記事がきっかけになることを願っています。

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